配偶者貸付についてのまとめ

配偶者貸付についてのまとめ

個人に対して貸金業者がお金を貸す場合、年収の3分の1までと決められています。

 

これが、総量規制と呼ばれるものであり、貸金業者を対象としている法律でもあります。その為、収入のない専業主婦は貸金業者からお金を借りることは出来ないと言われています。

 

しかし、収入のない専業主婦でも配偶者貸付を利用することにより、総量規制の例外として貸金業者からもお金を借りることが出来るのです。

 

では、配偶者貸付とはどのようなものなのでしょうか。

 

総量規制のおさらい

以前、貸金業者からは年収に関わらずお金を借りることが出来ました。無理なく返済することが出来る上限金額としては、収入の3分の1程度の金額であると言われていますが、以前はその金額を超えて融資を受けることも出来たのです。そして、収入のない専業主婦でも貸金業者からお金を借りることが出来ました。

 

その結果、多重債務者が増加するという事が社会問題化した結果、過剰な借り入れを制限し、お金を借りる人を保護するということを目的として出来たのが、総量規制というものです。一人ひとりの収入、返済能力に応じて融資額を決めることにより、過剰な借り入れを制限することが出来ます。年収については、前年度の年収が基準となります。

 

総量規制では借入額が年収の3分の1までに制限されますが、これは、1社からの借り入れではなく、複数の会社からの借入総額となりますので、注意が必要です。その為、既に年収の3分の1程度の借り入れをしているという場合には、新たな借り入れをしようと貸金業者に申し込みをしても、審査を通過することは出来ません。

 

また、年収の3分の1が借入限度額として設定されていますが、年収が300万円の人が100万円まで借りることが出来るとは限りません。目安としては、年収の3分の1の金額のうち、7割から8割程度が借り入れをすることが出来る上限と考えたほうが良いでしょう。なお、総量規制はあくまでも貸金業者を対象としているものであり、銀行などのカードローンは対象とはなりません。

 

借入シュミレーション

キャッシングやカードローンという言葉を聞いたことがある人でも、配偶者貸付は聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。

 

配偶者貸付は、配偶者の収入と申込者の年収を合算した金額の3分の1までの借り入れを認めるというものです。

 

例えば、夫の年収が250万円で申込者である妻の年収が50万円であるという場合、合算すると300万円となります。配偶者貸付では、合算した年収300万円の3分の1である100万円まで借り入れが認められます。ただし、これは、夫・妻に借り入れが全く無いという場合の金額であるものであり、どちらかに借り入れがあるという場合には、借り入れをすることが出来る金額は少なくなります。

 

最近では、収入があれば誰にも知られることなく貸金業者などからお金を借りることが出来るようになりました。その為、借り入れ申込者が知らない間に配偶者が借り入れをしていたということも考えられます。

 

このような場合には、配偶者貸付を利用しようとしても、既に借りることが出来る上限額に達している可能性もありますので、借り入れをすることが出来ない可能性もあるでしょう。

 

配偶者貸付で借りることが出来る金額の計算方法としては、夫と妻の年収を合算し、その金額で既にある借入残高を割ります。

 

その金額が合算した年収の3分の1よりも少ないという場合には、その差額が借り入れることが出来る可能性のある金額となりますが、年収の3分の1以上である場合には、借り入れをすることは出来ないということになります。

 

やっかいな手続きが必要

一見すると、収入の少ない人でもお金を借りることが出来る良い制度というように見える配偶者貸付ですが、配偶者貸付を利用するための手続きは非常に厄介です。

 

まず、配偶者貸付の適用を受けるためには、配偶者の同意を得る必要があります。その為、配偶者に知られることなくお金を借りたいという人にはおすすめ出来ません。また、貸金業者によっては、配偶者の収入を証明するような書類を用意しなければならないこともあります。

 

同意書については、他の人に代筆を依頼するという方法もありますが、審査の段階で配偶者に対しても確認の連絡が入ります。その為、その時に同意をしていないという事があれば、審査を通過することは出来ないでしょうし、様々なトラブルの原因となると考えられるでしょう。

 

そして、夫婦関係があることを証明するための書類を用意する必要があります。書類にはいくつかの種類がありますが、住民票や戸籍抄本などがそれにあたります。

 

これらの書類を取得するためには、役所などに足を運ぶ必要があります。これらの書類を用意し、申し込みをすることにより、融資を受けることが出来るわけですが、実際にどれほどの人が配偶者貸付という制度を利用しているのかは疑問が付きます。

 

貸金業者の中で配偶者貸付を認めているところが少ないということも、利用者が少ない理由ということが出来るでしょう。その為、専業主婦がお金を借りたいという場合には、銀行カードローンを利用するということを検討したほうが良い事も多いようです。

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