免責許可がおりて、自己破産完了から始まる試練!

自己破産完了から始まる試練!

私は再婚相手である夫が勤務していた会社が倒産。義父も同じ会社に勤めていたため、収入が全くない状態となってしまいました。

 

夫と義父は会社を立ち上げることになったのですが、会社経営は思うようにいかず、資金繰りは悪化の一途を辿っていました。やむを得ず、会社の資金繰りのために私は自分の名義で借金をすることになったのですが、この借金に対するプレッシャーによって私はうつ病になってしまいます。

 

結果的には返済が困難な状態となってしまい、自己破産を行うことになりました。

 

免責許可がおりる

夫と義父が立ち上げた会社の資金繰りのために私は多額の借金を背負うことになってしまいました。この借金の返済に苦しみぬいた末、結果的には自己破産の申請を行うことになりました。自己破産の手続きは全て弁護士の先生にお願いすることにしました。

 

様々な書類などの手続きが終わり、裁判所での面談も終わりました。無事に破産宣告を受け、最終的に免責の許可を待つ状態となりましたが、裁判所の面談の日から2ヶ月後にようやく弁護士先生から連絡があり、免責許可がおりたことを知らされました。後日、弁護士先生に指定された日時に裁判所に行くと、裁判所の中で最後の事務的手続きが行われました。

 

この手続きによって数か月に渡って行われた自己破産手続きは無事に完了。私が背負っていた借金は免責許可が下りたことによって法的に免除されることになり、ようやく借金から解放されました。しかし、その後弁護士先生から成功報酬の支払いのことを告げられることになります。

 

終わっても成功報酬を支払わなければいけない

私たちは自己破産の手続きを弁護士先生に全てお願いしていたため、当然弁護士費用が必要となりました。この債務は自己破産成立後に発生するものであり、裁判所には報告できない債務となりますので、自己破産の免責許可では消滅しません。たとえ免責許可によって借金が全て消滅した場合でもこの成功報酬は支払う義務があります。

 

弁護士先生からは『成功報酬の部分についての話があるので事務所まで来てほしい』と告げられました。借金から解放されたのもつかの間、またお金の話が残っていたのです。翌日に弁護士先生の事務所に伺うことを約束した後、夫に電話で連絡し、成功報酬支払いの件について弁護士に告げられたことと、支払い方法について相談したところ、『分割ではなく一括で支払ったほうがよいだろう』ということでした。すでに50万円を用意してくれており、その支払い方法も振り込みということになりました。

 

この成功報酬を支払えば、自己破産手続きが完全に完了することになります。

 

成功報酬も振込、すべて終了

裁判所での最後の手続きが完了した翌日、約束したとおり弁護士先生の事務所に行きました。そこでは成功報酬をどの様に支払っていくのかという話になりました。弁護士先生は自己破産したばかりの私を心配されていたようで『自己破産をしたばかりで大変だと思うので、最悪分割での支払いでもいいですよ』との話もありましたが、夫と話をしたとおり『一括払いでの支払い』を希望しました。

 

弁護士先生は少し驚かれていましたが、振り込み先を記載した用紙を渡してくれました。私は入金後に連絡をすることを告げて、お礼を言ってから弁護士事務所を後にしました。その日の夜、夫がインターネット上で弁護士先生に対する成功報酬の振り込み手続きを行ってくれたようで、翌日入金が完了したとの連絡を受けました。夫からの連絡後、弁護士先生の事務所に入金完了の連絡をしたところ、既に先方も入金を確認していました。これによって私の自己破産手続きはその全てが完全に終わったのです。

 

お世話になった人への感謝

今回の私の自己破産手続きにおいては、多くの人にお世話になりました。特に手続きの依頼を受けてくれた弁護士の先生には本当に感謝しています。最初、借金についての悩みを相談に行ったときには、先生と話せば話すほど自分の傷口に塩を塗られるような感覚を受けていました。

 

話をしていると、そのあまりの厳しさに弁護士先生を鬼のように思っていた時期もありました。しかし、自己破産の大変さを理解した後は、先生が私のためにあえて厳しく接して下さっていたのだと思うようになりました。

 

その後の手続きについても真摯に対応して下さり、成功報酬の支払いの際にも生活を心配して下さり、分割払いの話を持ちかけてくださるなど、本当にありがたく感じました。そして夫はもちろんのこと、手続き中に子供の面倒を見てくれた両親と祖母にも深く感謝しています。子供も、その声を電話で聞くことによって私の励みになりました。本当に関わった全ての人への感謝の気持ちで一杯です。

 

主人の自己破産

私の自己破産がひと段落ついた後、夫も自己破産の申請を行うことになりましたが、夫は持家の権利(3分の1)を所有していたため、持家は処分する必要があったのです。この家に住んでいた夫と義父母はそれぞれ別の住宅に転居することになりました。

 

また、会社も清算することになったのですが、当時39歳だった夫は他に働き口がありましたが、一緒に会社を経営していた義父は60歳以上であったために働き口が無く、結果的には生活保護を受給してもらうことになりました。このような紆余曲折を経て夫の自己破産手続きは行われたのです。

 

会社に関しては、支払いが残っている状態での倒産だと、弁護士先生の他に管財人が必要となりますが、今回は会社に関する支払いは全て精算した上での破産であったため、管財人は入れずに廃業届を提出するだけで済みました。その後夫は所有していた自動車も売却。所有していた財産の処分が終了した後、私と同じ自己破産の流れを辿り、最終的には夫も無事に免責許可を受けることができました。

 

病気を治す為に…

夫の自己破産手続きが完了してから数週間後のこと、夫から『今後のことについて話し合いたい』という連絡がありました。その時点でうつ病を患い、精神科の薬によっていつも朦朧としていた私は、夫との話の最中にも気がつけば眠ってしまうような有様でした。そのような私に夫は『そろそろ家に戻ってこないか』と言ってくれたのですが、薬を服用していた私はまともに話ができる状態ではなくなってしまったため、後日再度話し合うことになりました。

 

同居の話について病院の先生にも相談したのですが、先生からは私のうつ病の原因が姑に対する『強迫観念』にあると言われ、姑の近くに転居してしまうと、たとえ同居をしていなくても強迫概念によって再び病気を悪化させてしまう可能性があることを指摘されました。

 

夫と協議した結果、病院の先生の指示に従い、当面の間は病気を治すために一人暮らしを継続していくことを決断しました。子供のことは心配でしたが、夫を信じてとにかく病気を治すことに専念することにしたのです。

 

まとめ

このように、私の自己破産手続きは無事に免責許可が下りたことによって手続きが全て完了したかに思われました。ところが、自己破産の手続き完了後には『弁護士先生への成功報酬の支払い』という新たな金銭問題が発生したのです。これを完済するまでは自己破産手続きは完全に完了したことにはなりません。私は運良く一括で支払うことが出来ましたが、その後も問題は山積みでした。

 

夫の借金問題があったのです。結果的には夫も自己破産を行い、会社は清算し持家も処分することになりました。しかし、夫の自己破産は義父の住まいや働き口の問題などにより思うように進まず、実際に免責許可を受けて終るまでは安心することはできませんでした。

 

また、私のうつ病も自己破産を行うことによって少しは改善されるのではと考えていたのですが、うつ病は改善されないままの状態が続いています。夫からは借金問題が解決したことから、再度同居するという提案があったのですが、結局はうつ病治療のためにやむを得ず一人暮らしを継続するなど試練は続いています。

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