おまとめローンを検討しているアナタへ!消費者金融と銀行はどっちがお得?

MENU

おまとめローンを検討しているアナタへ!消費者金融と銀行はどっちがお得?

おまとめローンを提供している会社を大きく分けると、

  1. 消費者金融系
  2. 銀行系

があります。

 

おまとめローンは複数の借入を1か所にまとめることによって、より有利な条件で返済計画を立てていくための商品ですが、実は商品の内容をしっかりと把握してから申し込みをしないと、まとめることで損をしてしまうケースもあります

 

複数の会社の借金がまとまることで管理は楽になるかもしれませんが、おまとめローンは決して審査の甘いローンでもなく、カードローンやクレジットカードのキャッシングにはなかったような不便な点も存在しています。おまとめローンを利用する前のほうが良かったと思ってしまう人も少なからず存在しているのです。おまとめローンを検討している人は、どういった点に注意して申し込みをすればよいのでしょうか

 

消費者金融でのおまとめローンの特徴

消費者金融は貸金業法の総量規制によって、年収の3分の1以上の貸し出しをすることが禁止されています。

 

しかしおまとめローンや借り換えの場合、契約者に一方的に有利になると判断される場合は総量規制の例外が適用されます。特に複数の会社に借金がある人は、知らず知らず総量規制を超えてしまっている人も多くいますので、このような例外措置があることで、消費者金融でも有利にまとめることができる可能性が出てきます。

 

どこの消費者金融でも、銀行系おまとめローンと比較すると融資に対して積極的で、審査時間も短く即日で借りられるところが多くなっています。ただし銀行系おまとめローンと比較すると金利が高くなってしまうこともありますので、今借りている金融機関の金利と比較して検討しなくてはなりません。

 

アコムの借り換え専用ローンの場合、金利は7.7%〜18%です。借入限度額は最大300万円です。元利均等返済方式のローンです。プロミスのおまとめローンは金利4.5〜17.8%で、最大500万円まで借りることができます。アイフルのかりかえMAXという借り換えローンは、金利12%〜17.5%で、最大300万円まで借りることができます。

 

アイフルはおまとめMAXというおまとめローンも提供しています。借り換えローンとおまとめローンの違いは、借り換えローンは限度額内で自由に借り入れと返済ができる極度型なのに対し、おまとめローンは返済専用のローンとなり、利用後は追加で融資を受けることができません。ローンの利便性を考えるのであれば、極度型なのか非極度型なのかも重要な検討項目です。

 

返済専用となれば計画的に借金を完済していくことができますが、無理に返済するとそのあとが大変になってしまいます。追加融資を受けることができるのであれば、無理して返済しても借りることができるという安心感があるため、少しでも余った資金があれば返済に気兼ねなく回すことができるでしょう。

 

これらの会社を比較しただけでも、金利にばらつきがあります。この中でも最大金利に重点を置いて検討しなくてはなりません。なぜなら、契約内容次第では最大金利での融資となってしまうこともあるからです。特に100万円以下のおまとめであれば、利息制限法では18%が最大金利として認められています。

 

100万円以上の限度額であれば15%が最大金利になりますが、一般的には付き合いのない会社でいきなり高額の融資を受けることは難しくなっています。ローンの契約ではついつい最低金利に着目して検討してしまいがちですが、実際にはそのような低い金利で契約をしている人はほとんどいません。

 

消費者金融のおまとめローンでもメリットがあります。それが比較的どこの会社でも随時返済は手数料無料で好きな時に利用することができるという点です。ボーナスが入ったときや臨時収入があったとき、余裕があれば返済に回して早期完済を目指すことができるのです。早い段階で元金を減らすことができれば、消費者金融の金利が高い借り入れでも負担を圧縮することができます。

 

また、融資実施までの時間が非常に短いので、申し込みをして審査に通ればすぐに他の会社の借入を返済できる点もメリットでしょう。大手消費者金融では自動契約機を通して即日融資も可能となっています。

 

銀行各社でのおまとめローンの特徴

銀行のおまとめローンには、

  1. 自分の好きな時に追加融資を受けることができる極度型
  2. 借り換え後は返済専用となる非極度型

の2種類があります。銀行のおまとめローンはどこの会社も消費者金融と比較すると金利が低く設定される傾向にあります。

 

三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」はおまとめ専用のローンではありませんが、借り換え目的でも利用することができます。バンクイックの保証会社が消費者金融のアコムのため、審査速度が非常に速く、最短即日で融資を受けることも可能です。保証会社が消費者金融でも発行元が銀行ですので、銀行系カードローンとして扱われます。そのため総量規制のような年収による貸し出し制限はありません。金利は1.8%〜14.6%で、最大500万円まで借りることができます。

 

テレビのCMでもおまとめローンに力を入れている東京スター銀行「スターワンバンクローン」はおまとめ専用ローンです。年収200万円以下、パートやアルバイトの人は申込ができないなどの制限があります。融資実施にまで2週間近くかかってしまいますので、すぐにまとめたい人はあまり検討候補としてはふさわしくありません。金利は5.8%〜14.8%で、最大1000万円まで借りることができます。

 

おまとめローンに力を入れている金融機関なだけあり、巨額の借金にも対応できるような商品設計となっています。金利は限度額が高いほど低くなる傾向があります。東京スター銀行に口座開設が必要なうえ、借入返済手段が充実していないというデメリットもあります。東京スター銀行にはのりかえローンもあり、そちらのほうが金利が低くなります。いずれも繰り上げ返済を利用することができます。

 

ネット系銀行である住信SBIネット銀行にもMrカードローンプレミアムコースというものがあります。こちらは特におまとめローンというわけではありませんが、利用使途自由のため借り換え目的でも問題ありません。ネット系銀行は実店舗を持たないため、経営資源を投資に回すことができます。そのためこの銀行のローンでは他社とは比較できないほど低い金利で提供されており、最大金利は7.99%となっています。

 

繰り上げ返済も自由に行うことができるうえ、最大借入限度額は1200万円と高額です。最大金利で契約となった場合でも、他社と比較してかなり有利な条件になります。おまとめローンではありませんが、ぜひとも検討しておきたい1社でしょう。

 

同じくネット系銀行では楽天銀行スーパーローンもあります。最低金利1.9%〜14.5%で最大800万円です。他の銀行のおまとめローンと比較すると、ややスペックは劣ってしまうかもしれません。しかし楽天銀行では銀行の利用があり顧客ランキングに応じて審査が優遇されるという制度があります。普段から楽天銀行を頻繁に利用している人はステータスが高くなっていることもあり、審査に通りやすくなるのであれば楽天銀行を検討するのも悪くはないでしょう。

 

どんなに好条件のローンがあっても契約することができなければ意味がありません。有利な条件の金融機関を探すのも大切ですが、条件ばかりを気にして審査に落ち続けてしまうと、信用情報に申し込みをたくさんした記録ばかりが残ってしまうことになります。

 

5社ごとにスペックを比較してみよう!

では消費者金融からアコムとプロミス、地銀・メガバンクから三菱東京UFJ銀行、東京スター銀行、ネット系銀行から住信SBIネット銀行Mrカードローンの5つのローンを比較してみましょう。

 

いずれのローンでも繰り上げ返済は可能です。今回はたまたますべての会社が繰り上げ返済できるローンを提供していますが、繰り上げ返済に手数料がかかってしまうローンもあるのは忘れてはなりません。

 

この金融機関の中で最もたくさん借りることができるのが、住信ネット銀行のMrカードローンです。最大金利で選んだ場合もMrカードローンに軍配が上がります。7.99%はアコムやプロミスの最大金利の半分以下です。アコムの借り換え専用ローンの最低金利が7.7%ですので、ほぼ最低金利と同じ水準だと思ってもよいでしょう。ここだけ見るとかなりスペックの高い設計となっています。

 

住信SBIネット銀行Mrカードローンにはデメリットはないのでしょうか。まず挙げるとすれば、返済方法がやや不便です。随時返済をすることが可能ですが、Mrカードローンは毎月決められた日に約定返済が必要なカードローンです。前日に返済しても当日必ず返済をしなくてはなりません。

 

 

返済は口座から引き落とされることになりますが、口座残高を随時返済してしまうと、早く返済したのに延滞したことになってしまうことがあるのです。口座残高をいくらか残した上で、随時返済をしなくてはならないのです。

 

ネット系銀行なので相談できる窓口もなく、何か問題が起きた時の処理方法に困ることもあるかもしれません。連絡も基本的にはメールで行われるため、銀行から電話がかかってくるような段階ではかなり長い間支払いができていないというケースもあります。

 

消費者金融のアコムとプロミスはどちらもスペック的には近いのですが、最大利用限度額と最低利用限度額ではプロミスに軍配があがります。どちらも借り換えに積極的な会社ですので、審査が心配な人は消費者金融を検討したほうが契約できる可能性が高くなります。おまとめローンは長期間の返済になることも多いため、少しでも金利が低いほうが発生する利息負担としては有利になります。

 

ただし返済期間が長期化することで負担が増えることもありますので、金利が高いのが必ずしもいけないというわけではなく、毎月の返済額と返済期間についても考えて検討しましょう。特に低金利のローンは負担が小さいため、毎月の返済額が小さくなる傾向にあります。金利が低くても何年も借りていたら、当然利息負担は大きくなるでしょう。

 

三菱東京UFJ銀行バンクイックと、東京スター銀行のりかえローンを検討した場合、金利の低さは東京スター銀行が有利です。限度額も三菱東京UFJ銀行の倍です。ただし東京スター銀行のローンは審査にかなり長い時間がかかってしまい、のりかえローンの場合は1か月近くかかることもあります。

 

バンクイックは当日から借り換えをすることもできますが、何より審査がその日のうちに出ることで、審査に落ちてしまった場合でも別の対策を練ることができます。1か月近く待たされて契約ができなかったとなると、その時間は無駄になってしまいます。審査も決して甘いローンではありませんので、待った挙句に契約できなかったという事態も想定して動かなくてはならないでしょう。

 

各社ごとに返済金額をシュミレーション

では各社から同額借りた場合のシミュレーションをしてみましょう。

 

借入額は200万円で60回払いとします。金融機関によっては借入額で金利が決定されるものもあります。金利を低くしたいのであれば、なるべく高い限度額を設定してもらうことがコツの1つでしょう。

 

まず、アコムの借り換え専用ローンで借りた場合

金利を15%で計算すると、毎月の返済額が4万7579円、返済総額は最終的に285万4740円となり、利息負担は85万4740円です。プロミスやアイフルの場合も金利が15%であれば、アコムと同様の結果になります。

 

三菱東京UFJ銀行バンクイックの場合

200万円借りているときの金利は10.6%となります。この金利で計算すると、月返済額は4万3086円、返済総額は258万5193円で、利息負担は58万5193円です。

 

住信SBIネット銀行

最大金利は7.99%ですが、計算の複雑性を考慮して8%として計算します。Mrカードローンは残高スライドリボルビング方式です。この返済方式は元金が減るにつれて、毎月の返済額が減っていくという特徴があります。負担がだんだん減っていきますが、その分返済期間が長期化することがあります。

 

200万円借りていた場合、100万円から200万円元金がある場合は毎月3万円の返済、50万円から100万円の元金がある場合は2万円、50万円以下は1万円の返済が必要になります。

 

毎月最低金額だけ返済していくと、返済回数は合計145回、完済するまでに12年以上かかるという計算になりました。利息は79万7905円となり、他の金利が高いローンと比較してもそれほど負担が減少していないことがわかります。これは返済期間が長期化した結果であり、最低金額以上の返済を続けていれば負担を抑えて早期完済をすることもできるでしょう。

 

また、最近Mrカードローンの最低支払い金額は変更となっており、50万円以下の利用では8000円の約定返済だけでよくなりました。さらに負担が減少しましたが、結果として返済期間が長期化することが予想されます。この試算以上に利息負担が膨らむ可能性があるでしょう。

 

これを他社と同じように60回払いで返すように返済した場合、毎月の返済額は最小返済額に18000円を足した金額になります。この計算で利息負担を算出すると、38万1125円となります。返済期間が同じであれば、金利が低いほうが圧倒的に有利になることがわかるでしょう。

 

さらにすごいのが楽天銀行スーパーローン

こちらも残高スライドリボルビング方式での返済です。毎月最低金額のみ返済していくと、利息は驚きの443万7280円となります。毎月の負担が極端に少ないのが特徴ですが、負担が少ないと利息の返済だけでほとんどが終わってしまいます。元金が減らないと利息は発生し続けますので、長期間借りることがいかに無駄なことかわかるでしょう。

 

このローンで他社と同じように60回で完済するようにした場合、毎月最低返済額に28000円を足した金額が必要になります。最終的な利息負担は71万6471円となります。

 

シミュレーションはあくまでも試算ですので、契約している金融機関の締め日、借りた日、契約している金利によって異なります。ローンは利用を続けていると契約内容を変更し、金利を下げることもできます。少しでも有利な条件で借りることができるように、交渉をするとよいでしょう。

 

 

消費者金融と銀行!どちらのおまとめローンを選ぶべき?

返済期間が同じであれば、契約内容の条件で有利なのは住信SBIネット銀行Mrカードローンでしょう。他の銀行のローンも消費者金融よりも有利な条件ですので、消費者金融と銀行どちらが良いと言われたら銀行でしょう。

 

ただし自分で随時返済をしたり最低金額以上の入金をしていかないと、どの金融機関のローンでも利息負担が膨らんでしまう可能性もあります。余裕があるときには随時返済を積極的に利用していきましょう。

 

おまとめローンは複数の借入をまとめるローンですので、審査はそこまで簡単ではありません。金融機関にとってもリスクの高い商品なので、しっかりと契約する相手のことは調べられます。どれだけ有利な条件のローンでも契約することができなければ、その恩恵を享受することはできません。

 

銀行系ローンの審査が心配な人は、一度消費者金融のローンでまとめるのも手の1つです。実はこうしたおまとめローンでは、借り先が多すぎると審査に落ちてしまうことがあります。多重債務状態の人はリスクが高すぎて融資できないのです。

 

その中でも消費者金融はおまとめに対しては積極的ですので、今あるローンの借り入れ件数を減らす目的であれば消費者金融は便利な存在です。借り入れ件数が減れば、有利な条件の銀行系カードローンも契約しやすくなります。

 

カードローンタイプのものでは契約内容を交渉していく姿勢も大切です。おおよそ利用開始から半年程度経てば、増額や金利の引き下げ交渉ができるようになるでしょう。最初の金利が高くても、長く使っているうちに金利が低くなってくることもあります。

 

おまとめローンは長期間借りるローンですので、「即日融資対応」など、甘い言葉に乗せられて安易に契約してはなりません。

 

少しくらい審査に時間がかかっても、少しでも金利が低い会社と契約したほうが負担を減らすことができるからです。消費者金融も銀行も営利団体ですので、非営利である信用金庫を選ぶという方法もあります。信用金庫では自分の住んでいる地域、もしくは勤めている地域のものしか利用できないという制限がありますが、銀行と同じような金融商品を取り扱っています。

 

おまとめローンを新規で契約するのも悪くはありません。しかしすでに契約しているカードの中から、限度額をアップすることでおまとめローンのように利用できるものも存在しているかもしれません。特に少額の借入であれば簡単にまとめることができます。新規で契約すればそれだけ与信枠が増えることになり、使い方を失敗してしまえば借金を増やす原因にもなります。

 

おまとめローンの中には借り換え後の返済先金融機関の契約を終了した書類が必要になるところもありますが、解約するかどうかは個人の判断に任せているところもあります。契約が継続していれば、またいつ同じように借金をしてしまうかわかりません。それよりはカードを増額して借り入れ件数を圧縮していったほうが、全体的な与信枠が急激に拡大することがないため、安全に債務をまとめることができるでしょう。

 

また、事業を行っているような個人事業主の場合、ビジネス向けのローンでまとめるのもよい手段です。なぜならビジネス向けのローンで発生した利息は経費として計上することができるため、節税対策をすることができるためです。


×