債務整理で完済!クレジットカードもローンも厳しい時代に…

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クレジットカードもローンも厳しい時代に…

借金地獄に陥ってしまい、任意整理をすることになった人にとって、その後の生活は苦しいものになると思われます。クレジットカードもローンも利用ができないので、手持ちのお金だけでなんとかやりくりをしていかなければなりません。

 

しかし、借金地獄の状態が続いて、借金の返済に追われる日々を送ることに比べたら、いくらかはマシになるでしょう。任意整理をした後、およそ3年をかけて返済をしていきますので、和解契約を結んだ時点が終わりではなく、借金をすべて完済できたときが、終わりになります。

 

予期せぬ費用が重なる時期

任意整理をした後は、予期せぬ費用が重なる時期が一番辛いです。

 

パソコンをクレジットカードで購入したり、携帯電話を分割払いで購入することができませんので、大きな買い物もすべて一括現金で支払いをしなければなりません。

 

「パソコンと携帯電話で10万円を使った後に、結婚式の招待状が届いた」というように、予期せぬ費用が重なると、一気に手持ちの資金がなくなってしまいます。日常生活では、冷蔵庫が壊れた、洗濯機が壊れたというように、電化製品を定期的に買い換える必要がありますので、手持ちのお金には常に余裕をもたせておかなければなりません。

 

クレジットカードやローンが利用できる人ならば、手持ちのお金がゼロでも、いざというときの出費に対応ができますが、任意整理をした後の人は、それができません。およそ5年間はブラックリストにのってしまうので、長い期間クレジットカードもローンも利用できません。いざという出費に備えるために、最低でも20万円程度は残しておかなければなりません。

 

理想を言うなら、200万円程度は貯金をしておいたほうが、安心して生活が送れるでしょう。

 

待ちにまった最終返済!

任意整理をした後は、およそ3年をかけて借金を返済していきます。借金地獄に陥っていると、金利が18%となってしまうことが多く、利息が元本を超えてしまうこともあります。

 

例えば、4社から合計200万円を金利18%で借りていると、5年後には利息が100万円を超えているということも珍しくありません。最悪なのが、利息の返済をするのがやっとで、元本は一向に減らないという状況です。下手をすれば一生利息だけを支払い続けるということになってしまいますので、そういう状況になったら早めに弁護士や司法書士に相談をして、解決をしてしまうべきです。

 

任意整理をすると、基本的には3年で返済をしていくことになりますが、5年以上の期間を設定することも可能です。金利はゼロにしてもらえるので、不安がある人はなるべく返済期間を長くしてもらいましょう。

 

途中で返済ができなくなってしまったら、結局自己破産をすることになってしまって、任意整理をするためにかけた時間やコストが無駄になってしまいます。任意整理は和解をしたら終わりなのではなく、最終返済を完了させたときが、終わりです。待ちに待った最終返済が終了すると、やっと肩の荷が下りたような気持ちになります。

 

司法書士での任意整理の最後の日を迎える

任意整理の最終返済が終わると、司法書士事務所に行きます。人によっては、弁護士で手続きをした人や、個人で金融機関と交渉をした人もいるでしょう。手続きの方法はケースバイケースとなります。司法書士事務所では、「よくがんばりましたね」とねぎらいの言葉をかけてもらえることがあります。そして、その後の生活の注意を聞かされます。

 

任意整理をすると、和解が成立してからおよそ5年間はブラックリストにのってしまいますので、クレジットカードやローンが利用できなくなります。任意整理の後、3年かけて減額された借金を返済していた人は、あと2年はクレジットカードやローンを利用できない状況が続きます。そういう状況なので、できるだけ貯金をしておくことが重要になります。電化製品の買い替え、冠婚葬祭などでお金が必要になったときに、貯金をしておかないと対応できなくなります。

 

絶対にしてはいけないことが、違法な業者でお金を借りてしまうことです。ブラックリストにのっている人は、違法な業者からターゲットにされやすくなりますが、絶対にお金を借りてはいけません。違法な業者は法律を守っていないので、人生をめちゃくちゃにされてしまいます。

 

全てが元に戻るわけではない

任意整理をした後、減額された借金をすべて完済しても、全てが元に戻るわけではありません。和解が成立した時点からおよそ5年間は金融機関からの信用を失った状態になるので、クレジットカードなどは持てません。車が必要な地域に住んでいる人は、特に注意が必要になるでしょう。

 

銀行のカーローンはもちろん、比較的審査がやさしいと言われているディーラーローンの審査にも通らなくなります。

 

車がないと生活ができない地域に住んでいる人は、中古車を一括で購入したり、自社ローンを利用することになると思われますが、かなり選択肢は限られてしまいます。自社ローンについても、保証料や手数料がとられるので、ディーラーローンよりも負担が大きくなる傾向があります。

 

クレジットカードが利用できないことは、かなり不便に感じます。クレジットカードは特定のショップで買い物をすれば、「ポイント3倍」といった特典が受けられることがあります。クレジットカードを持っている人は常に買い物で3%割引されると考えると、持っていない人は損をしていることになります。任意整理をした後、完全に普通の生活に戻るまでは、時間がかかります。

 

「任意整理」の選択は正しかった?

任意整理をした後、「任意整理をした選択は正しかったのか?」という疑問を感じることがあるかもしれません。自己破産をすると、借金をすべて踏み倒すことになります。

 

また、自己破産をしても連帯保証人の義務は免除されませんので、連帯保証人に大きな迷惑をかけてしまいます。本人の借金はゼロになりますが、その負担をだれかに負わせているということを忘れてはいけないでしょう。その点、任意整理では金融機関との合意によって利息と遅延損害金だけを免除してもらうものですので、比較的社会的ペナルティは少なめです。

 

少なくとも、自己破産をすることに比べたら、任意整理で解決ができてよかったと考えるべきでしょう。

 

借金問題を抱えている人は、自分で解決をしようとしていたら、問題が深刻化してしまうことがあります。なるべく早い段階で弁護士や司法書士に相談をしましょう。任意整理をしたという選択肢が正しいかどうかは、だれにもわからない問題です。そもそも、返済できないほどの借金をしないことが一番良いのでしょう。だれにでも失敗はありますが、素直に反省をして、二度と同じ過ちを繰り返さないことが大事です。

 

まとめ

任意整理をすると、和解の成立からおよそ5年間はブラックリストにのってしまいます。自己破産や個人再生をすると、5年〜10年間はブラックリストにのってしまうので、それに比べるとペナルティは少ないと言えます。

 

金融機関からしても、借金をすべて踏み倒されるくらいなら、利息と遅延損害金を免除して、元本だけはしっかりと回収できたほうがメリットがあります。そのため、任意整理の交渉が成功する可能性は高いです。

 

任意整理の相談先としては、弁護士もしくは司法書士となります。司法書士でも140万円以下の借金を任意整理することは可能です。

 

140万円以下というのは、借金の総額ではなく、個別の借金が140万円以下であればよいので、多くの場合に司法書士でも任意整理に対応できるということです。例えば、借金の総額が300万円でも、3社から100万円ずつを借りている状態ならば、1社あたりの借金の金額は140万円以下ですので、司法書士でも対応が可能です。

 

司法書士に依頼をしたほうが、弁護士に依頼をするよりも費用が安くなる傾向があることがメリットです。借金問題は放置しているとどんどん悪化していきますので、早めに弁護士や司法書士に相談をしましょう。


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