宝くじの当たる確率は本当にごくわずか!

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宝くじの当たる確率は?

 

毎年、多くの日本人が何らかの宝くじを購入しています。宝くじで1等に当選する確率は非常に低いので、宝くじの1等当選が現実には起こらないことの例えの表現として用いられているほどです。

 

実際に国内で販売されているいくつかの宝くじ(「ジャンボ宝くじ」「ロト」「ナンバーズ」「スクラッチ」)について、購入したくじが1等に当選する確率を計算してみました。これらのうち、どれが一番当選しやすいのかについてを紹介します。

 

宝くじは3種類に別れる

日本国内で販売されている宝くじは大きく分けて3種類です。一般的に販売されている宝くじは普通宝くじ、数字選択式宝くじ、スクラッチくじがあります。

 

一番有名な宝くじである「ジャンボ宝くじ」は普通宝くじの代表です。1口300円で販売されていて、販売時期ごとに「グリーン」「ドリーム」「サマー」「オータム」「年末」などに分かれています。ジャンボ宝くじは発表された当選番号が購入したくじの券面に書かれてある「組」と「番号」が一致すれば当選となります。年末ジャンボ宝くじの当選金ですが、2012年では1等が4億円で前後賞が1億円でした。もしも年末ジャンボ宝くじを連番で購入して当選すれば、当選金額が6億円になり、販売当時に話題になったほどです。

 

数字選択式宝くじにはミニロト、ロト6、ロト7があります。これは宝くじを購入する際に自分でいくつかの数字から好きな数字を選択し、抽選された数字と一致すれば当選となります。全ての数字が一致すれば1等当選となります。ミニロトであれば01〜31までの31個の数字から5個を、ロト6であれば01〜43までの43個の数字から6個を、ロト7であれば01〜37までの37個の数字から7個を選びます。ナンバーズは3桁または4桁の数字を選択し、各数字と順番が一致すれば1等当選となります。

 

スクラッチくじはその場で当たりか外れかが分かるくじです。

 

宝くじが当たる人っとどんな人?

自分が購入した宝くじが当たる確率について計算してみました。年末ジャンボ宝くじであれば、01組から100組の100通りがあり、番号は100,000番〜199,999番までの10万通りです。

 

組合わせの数は100組×10万通りで、1枚のくじが当選する確率は一千万分の一という事になります。東京都の人口は約1千3百万人で、神奈川県はだいたい9百万人ぐらいです。年末ジャンボ宝くじを1枚購入してそれが1等に当選する確率は、東京都や神奈川県から1人を選ぶのとほぼ同じぐらいです。購入枚数を増やせば当選確率が上がりますが、それだけ外れくじも増えることになります。

 

ロト7は37個の数字から7個を選ぶ方法は10,295,472通りで、1等が当たる確率は1千29万5千分の1以下です。年末ジャンボ宝くじよりも僅かに当選確率が低く、東京都から1人を選ぶのと同じです。

 

ロト6は43個の数字から6個の数字を選ぶので6,096,454通りの組合わせがあり、1等の当選確率は約6百万分の1という事になります。これは千葉県民から1人を選び出すのと同じで、ロト7や年末ジャンボ宝くじよりもやや当たりやすくなります。ミニロトは169,911通りの組合わせがあるので、1等に当選する確率は約17万分の1となり、千葉県習志野市から1人を選ぶのとほぼ同じです。

 

ナンバーズの1等当選確率はちょうど1万分の1なので、埼玉県秩父郡から1人を選び出すのとほぼ同じです。

 

それでも国民は宝くじを買う

1等に当選する確率を計算してみれば、いかに宝くじに当たるのが難しいのかがわかります。それでも宝くじを購入した事のある日本人は、実に全国民の約7割にも及ぶほどです。

 

2015年には「当選金付証票法」という宝くじに関する法律が改正されて、1等当選金額の上限が引き上げられました。法律の改正前までは1等の当選金額は1口の販売価格の100万倍までと決められていましたが、改正後には250万倍までになりました。1口300円の年末ジャンボ宝くじであれば、1等がそれまでの3億円から、一気に7億5千万円まで引き上げられたのです。連番の前後賞を合わせると、10億円を超える当選金額となります。

 

宝くじは、地方自治体が総務大臣の許可を得て販売を行っています。自治体以外の民間人や会社が宝くじを販売するとは禁じられています。宝くじの売り上げから必要経費や当選金を除いた収益金(全体の約41%)は、発売元の自治体に分配されることになります。他に売り上げの約12%がくじの印刷・販売や宣伝費用などに使用されます。当選金(還元率)は売上金の約46%です。他の公営ギャンブルの還元率は75%なので、いかに宝くじの還元率が低いかが分かります。

 

宝くじの還元率が低い理由は、法律によって還元率が50%以下に制限されているためです。売上金のうち約4割ものお金が公共事業の財源などに使われているのです。1口300円の年末ジャンボ宝くじであれば、1枚買うごとに123円の税金を支払っていることになります。

 

「夢」を買う宝くじ

年末ジャンボ宝くじをはじめ、多くの宝くじで高額の当選金が貰える確率はごく僅かです。宝くじを購入するのであれば、もしも当たればラッキーぐらいに考えておくようにしましょう。

 

宝くじの楽しみ方は、券を購入してから当選番号が発表されるまでの間に高額当選した自分を想像することです。券を購入しなければ当選確率はゼロです。1枚でも券を持っていれば当選する確率がゼロではないので、当選番号が発表されるまでの間の「夢」を買うのが宝くじです。

 

中には多くの枚数を購入する人もいます。たしかに購入枚数を増やせばそれだけ当選確率を高くすることができます。ただし、購入枚数が増えれば当選金額は確率論的な期待値通りの結果に近づくことになります。例え大金をはたいて千枚とか二千枚の宝くじを購入しても、当選金として戻る金額は、購入に費やした金額の46%程度にとどまります。

 

当選番号が発表されると落胆することになります。宝くじが外れたとしても、売上金は地方公共団体の福祉や公共工事などのために利用されます。自分が住んでいる環境を改善し、人助けをすることにもなるのです。

 

宝くじを購入することは、当選までの間の「夢」と、自治体への寄付をすることなのです。

 

宝くじの売上金が人助けのために使われると思えば、くじが外れて損をしたとしても納得ができるのではないでしょうか。

 

まとめ

年末ジャンボ宝くじをはじめロト7やロト6などの宝くじを購入して高額当選する確率は、極めて低いことが分かります。宝くじの1等に当たる確率は交通事故で死ぬ確率よりも低いと言われている通りなのです。それでも夢のために毎年多くの日本人が宝くじを購入しているのです。

 

宝くじの還元率は50%以下で、競馬や競艇、競輪などの他の公営ギャンブルと比較しても低い還元率です。そのため、確率論的には宝くじでお金儲けをすることはできません。もしも大量に券を購入すれば高額当選する確率が高くなりますが、外れ券の枚数も増えることになります。

 

宝くじは夢を買うもので、1枚200円か300円程度の券を購入するだけで自分がお金持ちになった夢を見ることができるのです。たかだか数百円程度の出費で、当選発表までの間に大金持ちになる夢が見られると思えば安いものではないでしょうか。

 

年末ジャンボ宝くじの当選金発表は年末の風物詩です。券を購入しない人にとっては当選発表は何の意味もありません。1枚でも券を購入した人は、年末に行われる当選発表を楽しむことができるのです。

 

宝くじは単に夢を買うだけではなく、地方自治体に寄付をすることになります。福祉や公共事業という形で多くの人々の生活のために売上金が有効利用されていることを考えれば、心が満たされるのではないでしょうか。

 


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