クレジットカードの有効期限はなぜあるの?

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クレジットカードの有効期限はなぜあるのか?

クレジットカードを利用した経験のある人は多いはずですが、いざ買い物に使おうとするとカードが有効期限切れで使えなかったということも珍しくありません。普段はあまり気にしたことはありませんが、クレジットカードには1枚ずつ有効期限というものが決められているのです。

 

なぜ有効期限が定められているのか、それを過ぎたらどうなってしまうのか気になるところです。クレジットカードの有効期限について詳しい内容を知り、うっかり期限切れのものを使ってしまわないように注意しましょう。

 

有効期限の記載はどこ?

クレジットカードの種類は非常に多くありますが、いずれのカードも表面に分かりやすく有効期限が刻印されています。だいたいカードの下部分に氏名のローマ字表記などがあり、有効期限もそこに一緒に記載されています。

 

どのようなデザインになっているかというと、GOODTHRUという英語表記の下に有効期限という漢字表記があり、その右側にMONTHやYEARと記載されています。これが有効期限の具体的な年月を記しています。

 

注目すべきはMONTHやYEARの下に刻印された数字です。これがそのまま年と月を現しており、例えば10/15というように記載されていれば有効期限は2015年の10月ということになります。これは10月1日付けという意味ではなく、10月31日などその月の末日までは問題なく使用することができます。GOODTHRUというのはGoodthroughの略であり、英語で有効期限を意味しています。

 

稀にこの部分がVALIDTHRUと記載されているクレジットカードもありますが、意味は全く同じで有効期限を現しています。

 

防犯の為にも有効期限は必要

クレジットカードに有効期限が定められている理由は、主に3つあります。

 

まず1つ目

クレジットカードに使用されているプラスチックが劣化してしまうためです。長期間経過すると磁気やICチップの部分が徐々に老朽化し、汚れも溜まってスムーズに使えなくなってしまいます。いざという時利用できなくなっては困るので、予防のため定期的に交換しているのです。

 

2つ目

セキュリティ上の問題のためです。クレジットカードは偽造や窃盗など犯罪に狙われやすいためセキュリティを強化する必要があるのですが、年々その防犯機能は向上しています。有効期限ごとにクレジットカードを交換することで、最新のセキュリティを取り入れ、安心して使うことができます。

 

3つ目

定期的に再審査を行うためです。クレジットカードの利用金額や返済状況などを定期的にチェックし、他社の借り入れなども併せて審査して支払い能力に問題ないか、クレジットカードを交付し続けても大丈夫かなどを確認しているのです。

 

手続きは何をしたらよい?

クレジットカードの有効期限まで余裕がなくなってきたら、何か自分で手続きを始めなければならないのかと心配する人も多くいます。しかし実際は利用者が何か行動を起こす必要はなく、何もしなくても有効期限が切れる1ヶ月以上前にクレジットカード会社から案内文書や新しいクレジットカードが自宅宛に送付されてきます。

 

送付時期はクレジットカード会社にもよりますが、ほとんどの会社で45日前から15日前までには新しいものが手元に届くようになっています。間もなく有効期限が切れるのに新しいものが届かないという場合には、遅くとも2週間前までにクレジットカード会社に連絡しておきましょう。

 

新しいカードの発行に特別な料金などはかかりませんが、ETC機能が付いているカードだと1,000円前後の更新手数料が必要になることもあります。旧カードと新しいカードでは番号などに大きな変化はありませんが、有効期限や裏面のセキュリティコードが変更されています。

 

新しいカードが届いたらまずする事

有効期限が近付いて新しいクレジットカードが郵送されてきたら、まず氏名や新しい有効期限におかしな点はないか確認します。そして裏面に名前を署名し、今まで使っていた古いクレジットカードを処分しましょう。手元に新しいカードが届いた時点で古いカードは使えなくなっていることが多いので、混同や不正利用を防ぐためにも早めに処分しておいた方が安心です。

 

処分方法ですが、カードに直接ハサミを入れるのが確実です。磁気やICチップの部分は個人情報が保存されているため特に念入りに切り刻み、氏名やカード番号などの部分も判別できないほど細かく切り離しておきましょう。

 

カードはほとんどプラスチックでできているため、住んでいる地域のごみの出し方に従って分別するようにしましょう。バラバラに切り刻んだクレジットカードをゴミ出しする時には万が一にも個人情報やカード番号が漏れないように、できる限りゴミ袋を分けて入れたり別々の日に出すようにしましょう。

 

カード情報の更新

クレジットカードは買い物だけでなく、公共料金や携帯電話料金の引き落としなどにも幅広く使われています。クレジットカードが有効期限を迎えて新しくなった場合、こういった固定料金に当たるものは情報がクレジットカード会社から事業主へ通知されるため、利用者が何もしなくても自動的に新しいクレジットカード番号が適用されます。

 

中には自動で通知やカードの切り替えが行われず、カード無効として引き落としされないこともあります。心配な場合は事前に引き落としを利用している企業などに問い合わせ、もしカード無効になってしまった場合はすぐにカード情報を更新するようにしましょう。

 

ネットショッピングでの買い物に毎回クレジットカードを利用している場合、あらかじめ番号や有効期限を登録していることも多いので、自分で新しいカード番号を入力し直す必要があります。大手のショッピングサイトなどの場合、有効期限が近付いたり切れたりすると、更新を促してくれることも多いので、気付いたら早めに手続きしておきましょう。

 

有効期限が過ぎてもカードが届かないケース

カードに記載されている有効期限が切れているのに新しいカードが郵送されてこない場合、いくつかの理由が考えられます。新しいカードは簡易書留で送付されるため、ポストには入れてもらえません。直接受け取る必要があるので、不在で受け取れていない場合は不在者票などが届いていないか確認しましょう。

 

また、クレジットカード会社に登録されている住所が現住所と異なっている場合や再発行の際の審査で問題が見つかった場合なども手元に届かない可能性があります。新しいカードは転送不要で送付されるため、引っ越しなどで転送届を出していてもカード会社の登録住所にのみ送られてしまいます。

 

また、カードを1度も使っていなかったり何度も支払いの滞納があったなど、利用状況や返済能力に関して問題ありとみなされた場合は今後の使用をクレジットカード会社に断られた状態となり、新しいクレジットカードを送ってもらうどころか利用自体ができなくなるので注意しておきましょう。

 

まとめ

このように、クレジットカードの有効期限が近付いたからと言って何か行動を起こさないといけないわけではなく、基本的にはそのまま新しいカードが届くのを待てば良いということになります。

 

ただ、利用しているサービスや企業によっては新しいカード番号への自動切換えがうまく行われないことがあるので、念のため事前に問い合わせておいた方が安心です。

 

一般的には遅くとも有効期限の2週間前までには新しいカードが届くことが多いので、いつまで経っても届かない場合はカード会社に確認してみるようにしましょう。

 

単に不在で受け取れなかったり、住所変更手続きの不備や審査で再発行が認められなかったなど、カードが届かないのには様々な理由が考えられます。

 

使いたい時にクレジットカードが手元にないと非常に困ってしまうので、登録内容に変更があった場合は速やかに変更手続きを行うようにし、返済の遅れなど審査で問題視されそうな行為は起こさないように注意しておきましょう。


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