金利設定を基にアコムと他社とを徹底比較!
「はじめてのアコム♪」でよくしられている、アコムは三菱UFJフィナンシャルグループの連結子会社となっている、大手消費者金融です。
カードローンでお金を借りる時は、利息を支払わなければなりませんが「アコムで借りる時の利息は高い?」とか「毎月の返済はいくら?」など気になります。
アコムでお金を借りた時の金利や、毎月返済がどれくらいになるのか「他社と比べてどれくらい違うのか」など紹介します。
Contents
大手消費者金融の基本スペック
カードローンは消費者金融や銀行カードローンで申し込みが出来ますが、金利については大手消費者金融が17.8~18.0%、銀行カードローンは銀行ごとに違いがありますが、平均金利は14.5%~15.0%程度となっているので、金利面から見た場合は銀行カードローンがおすすめです。
メガバンクの商品スペックは
銀行カードローン | 金利(実質年利) | 融資限度額 | 即日融資 |
---|---|---|---|
三井住友銀行カードローン | 4.0%~14.5% | 500万円 | × |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 800万円 | × |
三菱UFJ銀行カードローン | 1.8%~14.6% | 500万円 | × |
と、以前は三井住友銀行や三菱UFJ銀行は即日融資が可能でしたが、2018年から審査方法が変わったので即日融資は不可能となった事や、銀行の自主規制も行われるようになったため、審査が非常に厳しくなり、これまでと違って審査がさらに厳しくなっています。
ですから、借りやすさを考えた時は消費者金融がおすすめですし、数%の金利差は返済方法でカバーできるので心配することはありません。
大手消費者金融の基本スペックは、新しく銀行カードローン「レイク」が消費者金融「レイクALSA」としてサービスを始めています。
消費者金融 | 金利(実質年利) | 融資限度額 | 審査時間 |
---|---|---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 | 最短30分 |
アコム | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最短30分 |
アイフル | 4.5%~18.0% | 500万円 | 最短30分 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 800万円 | 最短30分 |
レイクALSA | 4.5%~18.0% | 500万円 | 最短30分 |
と、上限金利はプロミスが17.8%、他社カードローンは18.0%なのでわずかですが、プロミスが低金利となっています。
下限金利はそれぞれ、3.0%、4.5%となっていますが、下限金利は高額融資を受けた時に適用される金利で、初回申し込み時は上限金利が適用されます。
大手消費者金融の申込条件
大手消費者金融の申込条件は大きな違いはありません。
プロミス | |
---|---|
金利 | 4.5%~17.8% |
融資限度額 | 最大500万円 |
申込条件 |
※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトなど、安定した収入がある場合お申込みいただけます。 |
アコム | |
金利 | 3.0%~18.0% |
融資限度額 | 最大800万円 |
申込条件 |
※安定した収入が有れば、主婦や学生でもパート・アルバイトなどで安定した収入が有れば、審査のうえご利用が可能です。 |
アイフル | |
金利 | 4.5%~18.0% |
融資限度額 | 最大500万円 |
申込条件 |
※正社員だけでなくアルバイトやパート、派遣社員でも安定した収入が有れば申し込みが出来ます。 |
SMBCモビット | |
金利 | 3.0%~18.0% |
融資限度額 | 最大800万円 |
申込条件 |
アルバイト・派遣社員、パート、自営業の方も利用できます。(当社基準を満たす方) |
レイクALSA | |
金利 | 4.5%~18.0% |
融資限度額 | 最大500万円 |
申込条件 |
(パート・アルバイトで収入のある方)は、ご利用可能です。 |
大手消費者金融は満年齢20歳以上で安定した収入があれば、正社員に限らずアルバイトやパート、派遣社員や自営業の方でも申し込みが出来ます。
アコムの貸付利率は?
アコムの貸付利率は3.0%~18.0%の間となっていて、高額融資を受けた時やアコムを長く利用しているという場合、利息が下がっていきます。
アコムの基本的な利率計算は以下の範囲内で適用されます。
ご契約極度額 | 501万円~800万円 | 301万円~500万円 | 100万円~300万円 | 1万円~99万円 |
---|---|---|---|---|
適用金利 | 3.0%~4.7% | 4.7%~7.7% | 7.7%~15.0% | 7.7%~18.0% |
毎月返済額も計算式が決まっていて
ご契約極度額 | 一定の割合 |
---|---|
30万円以下の場合 | 借入残高の4.2%以上 |
30万円超、100万円以下の場合 | 借入残高の3.0%以上 |
100万円超の場合 | 借入金額の3.0%以上
借入金額の2.5%以上 |
で計算されます。
たとえば、10万円を借りた場合は10万円×4.2%=4,200円(1,000円未満切り上げ)→5,000円が毎月最低返済額になります。
利息は毎月返済額で変化する
カードローンを利用した時は、毎月返済額が決まっているので、それ以上の返済をする必要があります。
たとえば、10万円を借りた時の毎月最低返済額は
消費者金融 | 毎月最低返済額 | 返済回数 |
---|---|---|
プロミス | 4,000円 | 32回 |
アコム | 5,000円 | 24回 |
アイフル | 4,000円 | 32回 |
SMBCモビット | 4,000円 | 32回 |
レイクALSA | 4,000円 | 32回 |
これを基に返済シミュレーションを使って利息計算をしてみましょう。
消費者金融 | 毎月最低返済額 | 利息 |
---|---|---|
プロミス | 4,000円 | 25,864円 |
アコム | 5,000円 | 19,722円 |
アイフル | 4,000円 | 26,260円 |
SMBCモビット | 4,000円 | 26,260円 |
レイクALSA | 4,000円 | 26,620円 |
最も利息が多くなるのが「アイフル」「モビット」「レイクALSA」の26,260円、続いて「プロミス」の25,864円、最も利息が少ないのは「レイク」の19,722円になります。
この違いは、毎月返済額と返済回数が関係していますが、「プロミス」と「レイク」の関係を見てもわかるように、毎月返済額(返済回数)を少なくすることで利息が少なくなるので、一概に金利が高いからと言って利息が増えるわけではありません。
金利の低さより借りやすさで選ぶ
給料日前にお金が足りなくなった時、お金を借りる事で乗り切ることが出来ます。消費者金融は銀行カードローンと比べて少し高めの金利設定になっていますが、急を要する場合は、金利より借りやすさを優先して考えるべきです。
例えば、給料日前の10日前にお金を借りなければならない時、「アコム」で借りたとして、10日間の利息は10万円×18.0%÷365日×10日=493円→約500円となります。
銀行カードローンの三井住友銀行カードローンで借りると10万円×14.5%÷365日×10日=397円→約400円の利息になります。
金利が3.5%の違いになりますが、この程度の差なら10日借りてわずか100円だけです。ですから、このように短期で借りるつもりなら、金利を優先するより、利便性を優先させることをおすすめします。
まとめ
アコムと他社の利息総額を比較してわかったことは、返済額が同じ金額の場合は、当然ですが金利が低いほど利息は少なくなるので、「プロミス」がおすすめです。
毎月最低返済額で見た場合は、アコムが最も高く設定されているので、返済回数が少なくなり、最も少ない総返済額になります。
このように、一見アコムは高金利のように思われがちですが、返済期間を短くすることで利息をおさえることが出来るので、他社と比べてもそん色はありません。